INTERN
設計・デザイン職コース
実施レポート

2days ーレポートー

今回は、9/7(火)と9/14(火)の2日間で行われたインターンシップの内容をお届けします。

こちらも営業同様リニューアルして2年目を迎えるインターンシップ。
今年は富山、石川、福井の県内在住もしくは2週間以上県内に在住している学生さんを対象に対面での参加募集も行い、対面参加の方とオンライン参加の方が同時にワークを行う、ハイブリット開催に挑戦しました。

弊社からは、新卒入社4年目・6年目の3名の設計社員と、最終プレゼン時の講評には設計部長が参加。
学生の方は、オンライン参加が4名。対面参加が4名。
計8名にご参加いただきました。

 

【インターンシップコンテンツ】

弊社の設計・デザイン職コースのインターンシップ開催の目的は、フルオーダーメイドの注文住宅設計の仕事について、そしてアルスホームの設計について知ってもらうことです。


そこで、今年は以下のようなコンテンツを5つご用意しました。


1日目
1.設計職仕事紹介
2.ワーク①コンセプト立案体験
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課題製作期間(1週間)
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2日目
3.ワーク②オンラインプレゼン・発表
4.座談会
5.住宅業界・アルスホームについて

アルスホームの設計プロセスは、お客様からのご要望を伺った後すぐにプラン提案に移るのではなく、暮らしのインタビューをもとにコンセプト提案(言葉の設計)をした後、プラン作成へと進みます。
今回のインターンシップでは、アルスホームの設計プロセスに沿って仕事の体験ができるような内容としました。

 

【インターンシップの様子】


1日目

富山本社、金沢支店、そしてオンラインの参加者を繋ぎ、まずは設計職の仕事について、またアルスホームが考えているコンセプトについて、説明させて頂きました。

その後、富山本社・金沢支店・オンラインの3箇所に分かれて、ワークをスタート。
①コンセプトの重要性を知る。
②様々な情報からコンセプトにしていく過程と考え方を知る。

この2つを目的として、コンセプト立案体験をしていただきました。

お客様情報・敷地情報の読み解き方を学んでから、実際に読み解いてみると、たくさんの着目ポイントが見つかります。
どれをコンセプトとして持ってくるとよいのか?とはじめは悩む様子もありましたが、じっくりと課題と向き合い、要点を整理していく姿が目立ちました。

 


(オンライン参加の方へは、事前に郵送でワークの際必要な資料や図面をお届けしてあり、準備は万端です!)


途中、休憩や社員との個別相談時間もはさみつつコンセプト立案体験ワークは、約2時間で終了。
コンセプトが決まるまでがこの日のゴールですが、時間が余ればゾーニングやプラン作成に着手してOKとしました。

 


(対面の方とはソーシャルディスタンスを守りつつワークを行いました)

 

和気あいあい楽しく仲良く、というよりは、とにかく集中して作業。
社員との個別相談の時間には、社員が驚くほどの数のアイデアが出てきたり、参加者の意図を汲み的確なアドバイスがなされていたり盛り上がっていました。
ひとしきり白熱したあとは、また集中して作業・・・という姿がとても印象的でした。

 

2日目

1日目と2日目の間に1週間の課題製作期間を設け、考えたコンセプト・ゾーニング・プランをパワーポイントにまとめていただき、オンラインプレゼンの日を迎えました。みなさんそれぞれがこだわりの詰まった素敵なプレゼン資料を作っていただきました。
 

 




学生のプレゼンの熱量に感化され、弊社の設計部長や社員の講評にも熱が入り、良いところは評価しつつも、プロの設計士らしい厳しい指摘もあり、学生にとっては実際仕事をしている設計士の視点から講評がもらえたことは貴重な経験だったと、多くの方から好評でした。

 

 

実は今回の課題、実際にアルスホームで建築した住まいの情報を元にしていました。
みなさんのプレゼンが終了した後は、同じ情報をもとにアルスホームはどうコンセプトを考え、プランを作成し、どんな住まいが完成したのかもお伝えしました。

座談会の後は、住宅業界やアルスホームのことについてお伝えし、2日間のインターンシップは終了となりました。

 

 

社員にとっても、参加者の柔軟なアイデアを見聞きする機会はとても貴重で、仕事の刺激になると話していました!

まとめ

 

今回、アルスホームのデザインに惹かれたから参加したという方から、注文住宅の設計に興味があって参加した方まで様々。
建築系学科学生対象のコースとなっており、コンセプトを作る経験は学校の授業の中でもあるようでたくさんのアイデアが出てきていました。
しかし、「出来上がったコンセプトからプランを考え、図面に仕上げていくのは難しかった」とのお声も多くいただきました。
他の参加者のプレゼンも聞き、同じお客様情報と敷地情報を読み解いているのに、同じコンセプトやプラン図はないという、フルオーダーメイドの住宅設計の面白さも感じて頂けたかなと思います。
アルスの注文住宅設計の面白さ・難しさを感じつつ、学校では経験できない貴重な体験をしていただのではないでしょうか。

12月ごろには営業同様、冬のインターンシップも検討中です。
決定次第、マイナビとHPで詳細を公開していくので、ぜひチェックしてみてください。
皆さんのご参加、お待ちしております。

 

Q&A

1.エントリーはどこからできますか?
➡マイナビよりエントリーできます。
2.対象の学部学科はありますか?
➡営業コースは学部学科不問です。設計コースは建築系学科限定となっています。
卒業区分は大学院生、大学1~3年生、短大1年生、高専4年生、高専専攻科生、専修学校生と幅広くご参加いただけます。
3.インターンシップ参加にあたって必要な資格や要件はありますか?
➡何かの資格がないと参加できないという事はありません。敬語やマナーも一般常識が身についていればOK。必要なのは、学びたい!という熱意と、学ぶ「目的」をしっかりもって参加することです。

 

その他の質問はこちらからお寄せください。